Fig.5 Time series of No.1 rope tension (Influence of reflection coefficient of quay)

Fig.6 Spectrum of sway motion (Influence of reflection coefficient of quay)

Fig.7 Spectrum of No.1 rope tension (Influence of reflection coefficient of quay)

Table6 Maximum value of motion and tension

5−2離岸距離の影響

次に、離岸距離（岸壁と浮体重心問の距離）と有義周期の波長の比を0.25λ、0.50λ、λと変化させた時の左右揺れの動揺の時系列計算結果をFig.8に、その時のNo.1ロープの緊張力（No.1ロープ）の時系列計算結果をFig.9に示す。また、左右揺れ方向の動揺のスペクトルをFig．10に、緊張力のスペクトルをFig.11に示す。さらに、ゼロアップクロス法により解析した各応答の最大値をTable7に示す。この時の岸壁は完全反射としている。不規則波は岸壁反射率の影響の場合と同様のものを用いている、計算結果から、離岸距離と波長の比を1波長分とした時の動揺量が最も大きいことが分かる。また、離岸距離と波長の比を0.5λとした時に動揺量が最も減少しており、このことは、離岸距離と入射波の波長比により浮体と岸壁間の重複波の影響が顕著に現れ、入射波の半波長分の周期で応答が変動するとした従来の周波数応答の結果とも一致している。

Fig.8 Time series of sway motion (Influence of distance from quay)

Fig.9 Time series of No.1 rope tension (Influence of distance from quay)

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